バーチャルの世界の住人達へ

政治経済からファッション、恋愛まで秋日子が独自の感性で世相を斬る!

愛する事を知らない貴方へ



愛する事を知らない貴方へ


自分は人の事を愛せないと言う人がいる。刹那的に格好つけて良い男や良い女を気取っているのだろうか?それがそうでも無い様である。


一番信頼出来る親から愛された事が無い人間は、当然赤の他人を愛する事は出来ないのである。親は命に変えても子供を守ることが出来る。


動物でも自分より大きな敵に対しても子供が襲われたら必死に自分の命を掛けて子供を守るのである。私の母は正直言って冷たい人である。


私が精神的にギリギリの時も世間体を気にした。亡き父は世間体など気にする事なく、私を愛し守ってくれた。だからかろうじて他人に対しても愛する努力はしようと考えている。


でも努力して他人を愛そうとしても、自分の息子以外を愛する事は出来ない。子供を愛せるのは自己愛の延長であって、自分の血を分けた分身と自然に分かるからだけなのかも知れない。


子供すら愛せない人もいる。それは連鎖する。生活する上で余裕が無く明日生活できるかさえわからなくなった人は?子供を虐待する?極度のストレスは海馬を傷つける。また前頭前野が未発達の人は直ぐにキレる。


人間がもっとも必要なモラル倫理など自制が効かなくなってしまうのである。動物的な行動のみ正義と感じる。豊かな生活が必ずしも良いとは限らないが、やはり貧しさは悲劇を生みやすいと私は感じる。



Sarah Brightman - Fleurs du Mal (Live in Vienna)

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