非日常を買う事とは！

軽井沢や京都また葉山や鎌倉、箱根、山中湖、琵琶湖、湯沢、ニセコ、などリゾートとして非日常を堪能出来る所は数えきれない。

個人の別荘として一戸建てやもっと手軽なリゾートマンション、一つの部屋を複数の人で所有出来るもの、リゾート会員権など幅広い。

コロナの影響で外国人観光客の入国規制が影響して、どのリゾート地もホテルも大きな打撃を受けた。特にホテル業界は生き残りに大変だったと思う。

現在は入国の規制も緩和されて、東京駅や京都駅のタクシー乗り場は、外国人観光客の列が出来ている。

東京では麻布台ヒルズにジャヌ東京が出来た。アマン東京の姉妹店である。この２つよりも早く出来たリッツカールトンも含めて日本では、値段だけは、最高級ホテルになる。

一泊30万から50万ぐらいだろう。東京の小さめの広さのタワーマンションがひと月、借りられるぐらいの値段である。

これを高いと見るか？非日常の世界なので当然と見るか？世界のビジネスマンは、一般庶民の民泊と言う感覚で、高級ホテルを使用している。

ただ、東京駅や京都駅でタクシーの列に並ぶ観光客の行くホテルは、リーズナブルなホテルが殆どなのが現実である。

だいたいタクシーの列に並びアマン東京に泊まる？それが疑問である。東京都心のマンションの平均価格が、一億を超えた！

日本人の世帯年収の平均が幾らかは詳しくはわからないが、都心の一億のマンションは、さほど広く無い。頭金を幾ら入れるかに寄って、毎月のローンの支払いも違って来るが？

地方から東京に来た人達の一部の人達は、ある湾岸エリアのタワーマンションに住む事が、東京で成功した証になっている。東京出身の人間は、まず埋立地のマンションの購入には二の足を踏む。

私は不動産投資家だが、都心の不動産を購入するのは、あくまでも商売であり、個人的な好みでは無い。こんなゴミゴミした東京の不動産は、仕事で無ければ絶対に買わない。これが本音である。

THE YELLOW MONKEY / 砂の塔